2012年4月26日木曜日

原子力発電所事故記者会見ウォッチ(英語学習中) : 2012年02月


ニコニコ生放送
↑5時間と表示されますが実質2時間半
中間報告

検証委員会名簿
【参加 国際専門家】

・リチャード・A・メザーブ (Richard A Meserve)
 カーネーギー研究所(アメリカ)理事長

・アンドレ・クロード・ラコステ (Andre-Claude Lacoste)
 フランス原子力安全庁(ASN)長官

・ラーシュ・エリック・ホルム (Lara-Erik Holm)
 スウェーデン保健福祉庁長官

・チャン・スンフン (Chang Soon Heung)
 韓国科学技術院教授

・チャイ・グゥオハン (Chai Guohan)
 中国環境保護部核・放射能安全センター主任技師

 リチャード・A・メザーブ氏「皆さんおはようございます、議長、委員会の皆様とこのような形でお話できる機会を大変嬉しく思っています、世界中が大きな懸念を持って大震災以降の様子を見守ったわけです、大きな同情の念を持ちながら日本の皆様が大変な苦労に屈し用としてらっしゃるところを見て参りました。私ども専門家、ここから何が学べるかということでできるだけのお役に立てればということで作業して参りました、昨日申し上げたことを繰り返して強調したいと、最終報告書まとめるにあたってここは絶対落としてはならない重要ですよという所を重ねて強調したいと思います。中間報告書の中では非常に慎重に細かく丁寧に事実を抑えるというこ とをしている。これからやらなければならないのは委員の皆さんがどこに気を付けなければならないかの教訓と提言をまとめるということでしょう。それがこれからの日本の長年にわたっての一つのガイドラインになるということ。

 基本的な部分、アプローチそのもの、日本が問題として浮き上がったことに対して抜本的な所指摘するのが皆様の役割、昨日も議論された点でありますけれどもIAEAの安全原則に関わるファンダメンタルズでは事業者が極めて重要な役割持っている、プラントを所有、運転している事業者が非常に大きな責任を負っている、ここを強調するべきでしょう。規制というのももちろん安全担保の上で重要でしょうけれどもなんといっても何が起こりうるのか考えてきちんと備えをとっておく責任は事業� ��にある。それはあり得るかもしれない、"What if"と英語ではよく言いますけれどももちろんそれは絶対起きないことを期待しつつ万が一に備えなければならない。


baquacilショック

 二つ目の役割は政府の役割、特に規制当局の役割が第二原則。事業者がきちんと責務を果たしていることを支えるバックストップという役割担う。規制活動を成功裏にする要素として何が必要なのか。規制活動の範囲がある、安全だけではない、放射線防護、放射線管理、セキュリティ全て関連する、セーフガード、保障措置もある程度そこにはいるかもしれない。特徴として日本の方々が今考えているのは規制当局の独立性だと思います、これも非常に重要です。他の影響を受けない、安全をきちんと担保する上でその役割が担えるように外部からの影響受けない独立性必要。十分な人材、財的資源必要、それがなければ基本的な活動できない、そのための装備も必要、も� ��ろん大切なのは能力、コンピタンス、十分な訓練を受けた、知識も原子力に関して技術的、規制のレベルでも全部わかっている人必要、そうでなければ規制全うすることできない。アメリカNRCの場合コンピーテンスというのはいわゆるキャリア組がいる、専門家としてNRCの中でずっと規制をやってきた人がいる。ラコステさんもおっしゃったように小さな規制当局ではできない、コアコンピタンスは必要でしょうけれどもそれを強化するテクニカルサポートの組織も必要。

 規制当局ということについてあまり昨日議論しなかったのは、規制当局、規制活動の公開性透明性ということ。外部の者として言うのは信頼関係かなり欠如している、現在日本政府に対しても事業者に対しても一般社会の信頼が著しく弱まっている、これを回� ��する必要ある。そのために必要なのは透明性確保に大きな努力払うこと、どのような形で意思決定が行われているか、意思決定の根拠は何7日を明らかにしなければ、ステークホルダーとのやり取り、この人達の声もきちんと吸い上げなければ、適切なバランスを規制要件との間で取っていくこと必要、非常に重要な要件として規制当局がやらなければならないのは公開性、オープン性、活動の公開性。もし密室の中でなにか行われている、特に原子力の分野でそれをやっている、やっていると思われていると、意思決定が不適切な理由でなされてしまうかもしれない、大きな帰結もたらす。プロセスの透明性、意思決定のされ方の透明性重要。NRCの場合には活動すべてオープン、ただしセキュリティ関係は例外、限られた分野で機密性が� ��要となるもの以外はオープン、ここは成功裏に規制当局が活動するために重要。日本で規制のやり方を考えなおすために重要。


水力発電骨折

 規制のアプローチ昨日あまり議論しませんでしたが、多くの国でトレンドとして見られているもの、アメリカ含めて、規制の活動はリスクという概念基本に考えていくもの、最もリスクの観点で重要なものベースに考えていくこと。最適な形できちんと適用していくということ。アメリカの場合はリスクは規制のどこの部分を強化するか、軽減するか、修正するか考えるときにやりますし検査のガイドラインもリスク観点がベースになっている。NRCスタッフは規制の執行は実践の部分でリスクの観点で優先順位つける。もちろん事業者が是正しなければならないことがあるにしてもそれを考えるのではなくリスクの観点で考える。規制の哲学、フィロソフィーというところ、NR Cはもちろん他の国でも規制のスコープということで重視している。

 もう一つ昨日議論した点、適切な指揮系統の重要性、中間報告書では混乱があった、適切な政府の役割が何なのかということ、事業者の適切な役割は何なのかで混乱があったという指摘があります。どのレベルで意思決定するのかということでも混乱があった。情報にアクセスを持ち、しかも意思決定する能力を持っている人たち、その機関、レベルの人たちが意思決定するのが原則であるにもかかわらずもっと上のレベルで、実はよくわかっていない上のレベルで意思決定をおこなってしまう場面があったと指摘されている。

 もうひとつ計画の段階での混乱もあったということ、計画があったのに実際には場当たり的処理をしてしまったこと。役割を定義� ��るようなやり方がなされていなかった。これから先その部分についても対処が必要でしょう。

 それから畑村さんの方からお話しして頂きましたが基本的な要素について、活動の中で適切な安全基準を確立するために考えなければならないことがある。安全ということが最も高い優先順位を降られることでないといけない、それが必ず優先されなければならない、コストがどうだとか発電ということは後に来なければならない。管理のシステムを考えなければならない、事業者、規制当局も考えなければならない、個人の責任も重要、この分野に関わっている人はあらゆる人が責任を持たなければいけない、個人それぞれが安全には自分が責任を持っているという意識を持つこと。何か問題があれば自分が声を挙げなければならない� ��安全の問題を指摘した人に対して報復があってはならない、必ず保護を提供しなければいけない。


どのようにバッテリーアイソレーターの仕事はしない

 2011年3月11日はまさに皆さんの記憶の中に大きく刻まれることとなるでしょう日本にとって激甚な災害を受けた。アメリカにも同じ日があります75年3月28日 これはTMI(スリーマイル原発事故)が起こった日です。私たちは幸いにしてコンテインメント(封じ込め)がうまくいく幸運を享受することが出来ました、たしかに炉心の損害はありましたがうまく封じ込めを行うことができた。しかし業界には大きな打撃。規制を十分遵守すれば大丈夫だと思っていたがそれはうまくいっていなかった。しっかりした安全基準守っていれば何もおかしなことは起こらないというふうに思っていたが実際には起こった、それは大きな衝撃だった。TMI� �故の結果何が起こったでしょうか、アメリカだけではなく他の国でも同じことですが、私達が原子力安全ということについて再考するに至りました。安全ということについて非常に広範な規制の変更が行われた。安全文化についても様々な変化が起こった。日本にも適切だと思うのでお話ししますが原子力発電所の事業者が相互に依存しあっているのだということを理解しなければ、ひとつの発電所で事故が起これば他の発電所にも影響を与える、日本の場合54基あるうち2基しか動いていない。アメリカの場合事業者は自ら責任を持たなければならないと考えた、そこでINPOを作っていった。INPOは事業者の団体、このINPOは事業者の集合体で様々な評価をお互いに与える事ができる、原子力発電運転協会の中でお互いに評価しあう事ができる 。一般にどういう状況なのかしらしめる働きある。大きな問題あった時に事業者の間で知らしめ合うことができる。同業に対してどうやってこのような状況になったか、どうやって改善すべきか伝えることができる。もちろん他の事業者からそんな事を言われるのは非常に恥ずかしいこと、しかしお互いプレッシャーかけ合うことでお互い切磋琢磨して安全高め合うことができる。TMIというのがアメリカにおいて原子力安全確保するにあたって大きな役割を果たした、日本においてもINPOのようなもの作るのは非常に重要、現時点においてはINPOのような力もつこと非常に重要。

 もう一つ申し上げたいことはここには一つの大きな機会があるということ、ニーズがあること。日本はこれから先大きな変化を遂げる必要があると共に大き� ��機会を有している、事故調査・検証委員会がその中で大きな役割を果たす事ができる。枠組みを提供するのが事故調だと。私がお話しした内容、同僚がお話しした内容をぜひとも役に立てていただきたい。」

議長「非常に広範なコメントをいただき有り難うございます、それでは次にラコステ長官からお話伺いたいと思います」


 アンドレ・クロード・ラコステ「議長ご指名ありがとうございます。まずメザーブさんのおっしゃった内容については私も賛成いたします、安全については福島前と福島後では大きな変化が起こるだろうと、チェルノブイリ後、スリーマイル後の変化同様福島の後には大きな変化が起こるべきとであるということ。5点お話ししたい。これで全てと言うことではないが全体像として福島の状況理解するのは重要だが全部理解するにはおそらく10年ほどはかかるのでは、それで時間を失ってしまうということになるがその中で色々な検証する必要。意思決定がどういう形で行われているか、全て中間的な意味合いでの意思決定となると。昨日色々お話させて頂いた。非常に重要なものであっ� ��と、これから先しっかりとしたバランスを取るということ。2つのポイント、事実的な調査検証、もちろん事実的検証色々な問題あると思います。多くの人がみなさんの最終報告では事実的な調査検証を期待しているでしょう、それに加えて最終的な提言も必要。復旧に向けてどんな形で進むか事故の再発防ぐこと、明確な提言出すことが重要。もう一つ昨日の話でも出てきたが日本の非常に厳しい状況であったということをぜひとも解していただきたい、これまで10年間蓄積してきたことの中でこういうこと起こったことしっかり自問していただきたい。これまでの状況の中で何かヒントがあったか振り返っていただきたい、その上で状況を世界に知らせていただきたい。どのような教訓学ぶことできるか提言に入れていただきたい。起� �りそうもない事であっても起こりうるということを必ず考えなければ。安全性の尤度を考えなければ。設計の土台となっていたものどうなっていたか、問題起こっていた時にはどのような問題起こりうるかそういうこと考えることが重要。設計基準外のことでも対応していかなければ。これは非常に重要な分野で新しい分野でもある。別の言い方で考えることもできる事故というのは常に起こりうるということ。そしてどのような対応計画練っているか根幹的問題。例えばこのような状況であったならば事故というのは起こりうるということを念頭において自ら備えることを考えなければいけないと思います。さらにしっかりと深層にわたって原子力安全、日本における規制のあり方というものを検討する必要がある。2007年おこりました� �その状況について考えていきたい、日本でも同じようなことを考えて頂く必要。メザーブさんもおっしゃったが必要なことを果敢にこなしていくことが必要。放射線防護と原子力安全とセキュリティ考えること。さらにまた能力の高い人を集めることか駆除、安全性しっかりと確保。この分野でいろんなことをおこなっても透明性を担保しなければ全く意味がないと思います、これはフランスにおいても同様。


 まだ全貌がわかっているわけではない、今福島の事故の結果を目の当たりにしている、業界からどんな提言があるか、安全性の問題に原子力業界はどうやって提言だしていくか。福島のような事故がフランスで起こったらどうなるか、色々な問題が指摘されることになると思う、議論進めなければならない、その中で色々な教訓学ぶ、事業者に対して内部改革行う自らの提言出しなさいとなる。お互い協力し合うことも重要、メザーブさんもおっしゃいましたが事業者の協力体制も重要。その上で一つの立場を取っていくこと組織がどういう状況か十分にわかっていない中意思決定することないよう十分に理解することも重要。これが私が申し上げたかった内容、しかしながら他の方に� ��議論進めていただきたい。」



These are our most popular posts:

Nuclear bunker buster - 嘘がまかり通る世の中 あなたは何を信じますか?

過熱オープン燃料プールは、水素を生成することがないので、オープンな燃料プールの 水が沸騰してから100で摂氏,. ... 進藤とリヒタースケールとの間の混乱がこれまでを カバーするために使用されている。 .... 密封場合には高い圧力を生成することができます が、すべての原子炉の包含の金属屋根は、救済を提供し、破壊された唯一のものである はず。 ...... あなたが8時間の電気冷却ポンプを実行している電池が死んだときである 地震、後の原子炉の熱出力を示すグラフを見ている、その時の出力は、各原子炉から 20未満 ... read more

JoVE Video: 肝灌流による肝細胞の精製した生体肝エンドサイトーシスに

ない細胞株が存在しないと肝類洞内皮細胞(SECS)の研究は、動物から得られた初代 培養細胞を使用して実行する必要があります。このメソッド ... ポンプの電源をオフに インレットチューブを切り替え、その後、20mL /分でポンプの電源を入れます。 ... この 内部化のステップの間、肝臓内の温度がそれをカバーし、消化のためにコラゲナーゼを 準備することで安定であることを確認してください。 3。 ... 生存率と細胞数は血球計算盤 を用いてトリパンブルー排除により、または自動細胞カウンターを用いて評価することが できます。 read more

フライングスパカバーとホットタブカバーを克服する方法

2012年4月18日 ... 風の嵐の後、多くのスパの所有者が発見した彼ら自身は私の温泉のカバーはどこに 行きましたか? ... スイミングプールの水は処理され、塩素や他の有害化学物質の援助 なしで消毒することができます。 ... あなたのスイミングプールからコオロギを遠ざけること のプロセスは、あなたの芝生の雑草を引いている時のように定期的に実行する必要が あります。 ... ドリームメーカーのX – 100ポータブルスパホットタブ、同社の高性能ポンプ とハイドロジェットでも、まだパワーの多くでパックをセットアップするための ... read more

スイミングプールのメンテナンス101 – カバーするかどうかをカバーする

スイミングプールのメンテナンス101 - カバーするかどうかをカバーする 私は、プールを 所有する前に、私はいつもプールのメンテナンスが ... プールをカバーではなく、長い冬の ポンプ実行することにより、あなたはそれが一度に何ヶ月アイドル状態にあるときに開発 停滞緑藻類出没水と競合する必要はありません。 ... プールをカバーしないことによって、 あなたは水が綺麗にくそ常にいるのでしてくださいいつでも泳ぎを取ることができます。 read more

0 件のコメント:

コメントを投稿